苫米地式コーチング認定コーチ木村喜典ブログ

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から直接指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

2024年12月


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私たちが今の状況を打破し、
理想の未来を手に入れるためには、
「ゴール設定」が欠かせません。


過去の記憶やネガティブな経験に
とらわれないためにも、
ゴールを設定し、
それに向かって進むことが最初のステップです。


ゴールを設定しないままでは、
現状を受け入れているのと同じで、
結果として現在の延長線上でしか未来を描けず、
望む成長や変化を実現するのは難しいでしょう。


しかし、
ゴールを設定すれば、
そのゴールに向かう道筋が自然と見えてきます。


そして、
普段の考え方や行動を超えた
新しい視点や方法が見つかるでしょう。


ゴールを設定する際には、
以下のポイントを意識することが重要です。


◇ゴールは柔軟に変えても良い
  ゴールを設定した後、
  「これは本当に自分が目指したいものか?」
  と疑問に感じることがあります。
  その場合は、ゴールを躊躇なく更新しても構いません。
  むしろ、変化し続ける自分に合わせてゴールを
  見直すことは自然なことです。


◇「止められてもやりたいか」を考える
  他人の価値観や期待に基づいた目標ではなく、
  「自分が心からやりたい」と思えるかを確認しましょう。
  どれほど反対されても進みたい道であれば、
  そのゴールはあなたにとって本物です。


◇現状の外に設定する
  ゴールは現状の延長線上ではなく、
  自分にとって未知の世界にあるべきです。
  これにより、普段の思考や行動では見えなかった方法や
  アイデアが浮かび上がります。


スコトーマ(心理的盲点)は、
固定観念や自己評価の限界によって、
目の前にある可能性を見えなくしてしまいます。


しかし、
ゴール設定を行うことで、
このスコトーマが外れ、
新しい道が見えてきます。


「ゴール設定」は、
過去の記憶や現状の延長線から抜け出し、
理想の未来を手に入れるための鍵です。


まずは一歩踏み出し、
そこからゴールを更新し続けましょう。









 


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私たちの「現在の認識」は、
過去の記憶が積み重なって形成されたものであり、
その中には多くのネガティブな要素が含まれています。


なぜ人はネガティブな記憶に囚われやすいのでしょうか?


それは、
人間の進化の過程で生存戦略として培われたものに深く関係しています。


人類の歴史において、
生命の維持と種の保存は最も重要な課題でした。


そのため、
危険や失敗といった「ネガティブな出来事」を記憶することが、
生存の可能性を高めるための鍵だったのです。


例えば、「この植物は毒がある」「この動物に近づくと危険だ」
という記憶は、命を守るために重要でした。


このメカニズムは現代にも引き継がれていますが、
現代社会における多くの「危険」は、
実際の生存に直結するものではありません。


それでも、
私たちの脳はネガティブな情報を優先して記憶しがちです。


この性質が、
時として私たちの自己認識を過小評価させる原因にもなっています。


ネガティブな記憶が影響して、
現在の自分を「不足している」「十分ではない」
と感じてしまうことがあります。


しかし、
これは進化の副産物であり、
実際のあなたの価値を正確に反映しているわけではありません。


さらに、
人間の脳は膨大な能力を秘めているとされています。


「人間は脳の10%以下しか使っていない」
という説があります。


これは厳密には科学的な誤解も含まれていますが、
事実として脳の多くの部分が未開発のまま、
潜在能力として眠っているのは確かです。


「過大評価」と聞くと、
傲慢に思われるかもしれません。


しかし、
私たちはネガティブな記憶に引っ張られることで、
むしろ自分を過小評価しがちです。


そのため、
実際には少し自分を高く評価するくらいが
バランスが取れていると言えます。


たとえば、
失敗した経験があったとしても、
それはあなたが挑戦した証であり、
学びのチャンスでした。


その過程を否定するのではなく、
「よくやった」
「次につなげられる」
とポジティブに捉えることで、自己評価を高められます。


あなたの脳力にはまだ眠ったままの部分が多くあります。


あなたは過去の記憶に縛られる必要はありません。


ネガティブな記憶が多いのは人間の仕組みの一部ですが、
それに囚われず、
眠っている可能性を信じて行動を起こしましょう。


「自分を思いっきり評価して良い」という考えを持つことで、
自己成長の第一歩を踏み出せます。


そして、
過大評価と思えるくらいの自己評価を持つことは、
決して間違いではありません。


それは、
あなた自身の真の価値を引き出すためのきっかけとなるのです。


ネガティブな記憶に左右されることなく、
ポジティブな視点で自分を見つめ直してみましょう。


あなたの脳力や可能性はまだまだ無限大です。


少し勇気を持って、自分を高く評価し、
新しい挑戦に踏み出してみてください。


それが未来を切り開く鍵となります。










 


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成長するにつれて、
私たちは経験と知識を積み重ね、
それに伴い理解も深まります。


この過程は単なる知識の増加にとどまらず、
受け取る情報の質や範囲にも影響を与えます。


では、
成長がどのように私たちの視点を変え、
新たな可能性を人生にもたらすのでしょうか?


成長するほどに、
私たちは周囲から得られる情報が増えていきます。


例えば、
同じ本を読んでも、
子どもの頃と大人になってからでは
理解が異なることがあります。


これは、
成長とともに物事を捉える力が広がり、
より多くの情報や意味を汲み取れるようになるからです。


また、
人はそれぞれ異なる背景や経験を持っているため、
同じ情報に触れても解釈や受け取り方は
人それぞれ異なります。


これは個々の視点の独自性を反映しています。


成長とともに理解が深まると、
受け取れる情報が増えるだけでなく、
さまざまな視点から物事を眺めることが
できるようになります。


自分自身の視点だけでなく、
親や友人、同僚、
さらには他者の立場や背景に立って
物事を見る力も養われます。


視点を変えることは、
同じ状況を別の角度から見直すことを意味します。


これは新たな気づきや発見につながり、
既存の思い込みや固定観念から
解放される助けとなります。


特に重要なのは、
視点を変えることで「スコトーマ(心理的盲点)」
が外れることです。


スコトーマとは、
先入観や固定観念によって見えなくなっていた
真実や可能性を指します。


例えば、
過去の失敗にとらわれて
「自分にはできない」と思い込んでいたことが、
視点を変えることで
「挑戦する価値がある」と感じられるように
なるかもしれません。


新しい視点を持つことで、
人生の可能性は大きく広がります。


それはまさに、
新しい一歩を踏み出すための鍵ともいえるでしょう。


成長の過程でさまざまな視点を持つことは非常に重要です。


それは、
自分の可能性を広げるだけでなく、
他者との関係を深め、
より豊かな人生を築く基盤となります。


次に何かに挑戦する際には、
ぜひ視点を変えてみてください。


「自分ならどう見るか」だけでなく、
「親の視点ならどうだろう?」
「友人ならどう感じるだろう?」と考えることで、
新たな気づきが得られるはずです。


その結果、新しい道が開け、
今まで見えなかった可能性が目の前に広がるでしょう。


それは、
あなた自身の新たな成長の証であり、
未来へ向けた大切な第一歩です。


成長に伴い、
受け取る情報が増え、
新しい視点を得ることで人生はさらに豊かになります。


その変化を楽しみながら、
新しい一歩を踏み出してみませんか?






 


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自分自身にどんな役割を与え、
どんな機能を果たしたいかを考えることは、
ゴール設定において非常に有益です。


具体的な貢献の方法を考えることで、
目指すべき方向がより明確になります。


特に、
「ワクワクする」ことを基準にすると、
日々の学びや挑戦が自然と深まります。


例えば、以下のような役割を考えてみてください:

・人を支える役割

・新しい価値を創造する役割

・社会をつなぐ役割


このような視点を持つと、
単なる「やらなければならない」作業が、
「自分がなりたい姿」につながる行動に変わります。


日常に埋もれてしまうと、
「昨日と同じ今日」を繰り返しがちです。


その状態では成長の機会を逃し、
ゴールへの進展が滞ることもあります。


そこで重要なのが、
「ワクワク」や「面白そう」
という感覚に素直になることです。


・新しいことに挑戦する

・直感を信じる

・興味を深める


ゴールを設定する際には、
「現状を最適化する」だけでなく、
「本当に自分がやりたいことは何か?」
に立ち返ることが大切です。


「want to」という感覚を大事にしてください。


「これ良いな!」
「これ楽しそう!」
という直感は、
自分が進むべき道を示す重要な手がかりです。


この感覚に従って行動することで、
心から望む未来に近づけるでしょう。


現状を最適化するだけでなく、
自分の内なる感覚に従うことで、
あなたのゴールは自然と形作られていきます。


どんな未来を描きたいかを思い描きながら、
「これ面白そう!」
という気持ちを大切にして進んでいきましょう。


あなたには、
自分の役割や機能を選び、
行動に移す力があります。


そしてその力が、
あなた自身の人生だけでなく、
周囲の人々にも新たな価値をもたらすでしょう。








 


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あなたの周囲には
どんな風景が広がっていますか?


少し立ち止まって、
周りを見渡してみましょう。


何が目に留まりましたか?


試しに、
赤いものを探してみてください。


部屋の中や目の前の景色に
赤いものは見つかりましたか?


次に、
青いものを探してみましょう。


さっきは気づかなかった
青いものが目に入ったかもしれません。


この簡単な体験からわかるように、
あなたの意識がどこに向かうかは、
あなた自身の選択次第です。


何を見るかを決めた瞬間、
その対象の重要性が変わり、
自然と目がそこに向かうようになります。


この記事を通じて、
あなたは「赤いもの」や「青いもの」を
意識的に探しました。


それはまさに、
重要性を決めるプロセスそのものです。


普段、
私たちは周囲の膨大な情報から
「何が重要か」を無意識に選び取っています。


赤や青といったシンプルな例でも、
選択の力は日常のあらゆる場面に応用できます。


例えば、
次のような場面を考えてみてください。


仕事で、何に最も時間を割くかを決めるとき。


プライベートで、誰と過ごす時間を大切にするかを考えるとき。


これらも、あなたが「重要性の基準」を設定している瞬間です。


重要性の基準を自分で選べると実感できると、
人生の舵を自分の手に取り戻したように感じるでしょう。


まずは、
小さなことから始めてみましょう。


・一日の中で優先順位を変える

・自分にとって「赤」と「青」を意識的に選ぶ

・意識を向けることで見え方が変わる体験をする


重要性の基準を自分で設定できる力を実感したとき、
あなたはすでに次のステージへと進んでいます。


人生の舵を握るのは他でもない、
あなた自身です。


見るものや注目するものを意識的に選ぶことで、
自然とゴールに向かうための道が開けていくでしょう。


さあ、
あなた自身の「赤」と「青」を選ぶ力で、
次の一歩を踏み出してみませんか?











 

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