苫米地式コーチング認定コーチ木村喜典ブログ

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から直接指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

2024年11月


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ゴールは、「現状の外側」に設定することが重要です。


現状の延長線上で達成可能なゴールは安全ですが、
真の成長や変革をもたらすことは少ないです。


「現状の外側」のゴールこそが、
新たな可能性や自己実現の道を開きます。


「バランスホイール」は、
人生の様々な側面(仕事、人間関係、健康、自己成長、趣味など)の
バランスを測るツールです。


これらのすべての領域で
「現状の外側」にゴールを設定することが、
充実した人生の鍵です。


もし一つの側面だけに挑戦的なゴールを設定し、
他の領域では現状維持を続けると、
全体としての成長や幸福が制約されるかもしれません。


達成方法がまだ見えていないゴールこそが、
「現状の外側」のゴールです。


明確な手段が分からないゴールに向かうときには、
不安や恐れを感じるかもしれませんが、
その「不安」や「ビビる感覚」は、
コンフォートゾーンの限界に達している証拠であり、
その先に大きな成長が待っている合図です。


真に「現状の外側」のゴールを設定するためには、
論理的なゴールだけでなく、
自分の情動に響くゴールであることが必要です。


「これを達成できたらどれだけ素晴らしいか」
「これが実現できたら本当に満足できる」
と心から感じられるゴールを持つことで、
日々の行動や努力が本物になります。


自分の「現状の外側」にゴールを設定することは、
時に恐れや不安を伴うものです。


しかし、
その「びびる感覚」を成長の証として受け入れ、
自分に挑戦し続けることで、
真の自己成長へとつながります。


現状の枠にとらわれず、
あえて不確実な道に足を踏み出すことで、
あなたは今まで見たことのない自分に出会えるでしょう。






 


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私たちの命は限られており、
その「生命時間」は
誰もが持つかけがえのない宝物です。


各々が自分だけの宇宙を持ち、
独自の人生を歩んでいます。


その中で、
あなたは他者のために何ができるでしょうか?


また、
自分自身として何を成し遂げたいと感じていますか?


日常生活の中で、
時折、他の人がこの世を去る場面に遭遇することがあります。


そうした瞬間には、
「人生の終わり」や「有限性」を強く意識させられます。


他人の物理的な存在が消えることを目の当たりにすることで、
自分の「限られた時間」を改めて見つめるきっかけとなるのです。


多くの人は、
今自分が置かれている環境や日々の習慣の延長線上で
「時間の使い方」を考えがちです。


たとえば、
毎日何気なく行っている行動や、無意識のうちに
「これが私の人生だ」と思い込んでいる現状が
「コンフォートゾーン」となり、
その中で「時間を無駄にしないためにはどうすればよいか」を考えます。


しかし、
こうした視点だけでは、現状の延長線上にしか未来がありません。


「人生を無駄にしないために何をすべきか」を考えているようで、
実際には「今の環境や習慣にとらわれたままで何をするか」
を決めてしまっているのです。


ここで大切なのは、
「自分の人生を他者に委ねていないか?」と問い直すことです。


他人や周囲の期待に合わせて生きることは、
時に自分の本当の「Want to」を
見失わせてしまう要因にもなりえます。


本当の意味で「生命時間」を有効活用するには、
現状のコンフォートゾーンから一歩外に踏み出し、
「ゴール側のコンフォートゾーン」を基準に考えることが重要です。


ゴール側のコンフォートゾーンとは、
達成したい未来の目標に沿って行動や思考を変えていくことです。


これにより、
日常の行動を少しずつ「今の延長」ではなく、
理想の自分に近づくための行動に変えていくことができます。


この変化を実現するために重要なのが、
「Want to」だけに基づいた行動を選ぶことです。


周囲からの期待や過去の自分の考えに縛られるのではなく、
「本当にやりたいこと」「心からの願望」を基準にして行動を決定するのです。


限りある生命時間を自分らしく生きるためには、
以下のことを意識してみましょう。


◇心の中にある「Want to」を見つめる


◇周囲の期待を手放し、自分の意志で行動する


◇ゴールに向かう行動を日常に取り入れる


進むことも、立ち止まることも、
選ぶのはあなた自身です。


限られた生命時間をどのように使うかは、
あなたに与えられた自由です。


リラックスして、
自分が心からやりたいこと、達成したいことを問いかけながら、
自分らしい道を見つけてみてください。






 


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ゴールを達成するためには、
「継続」が重要な要素です。


多くの人がゴールを設定する際には意欲的ですが、
その後の努力が続かず、
途中で挫折してしまうことがよくあります。


ゴールを達成するためには、
日々の努力と調整が必要であり、
それによってゴールが「コンフォートゾーン」の一部となります。


ゴールは、
日々の状況や成長に応じて変化するものです。


定期的に見直しを行い、
自分の「want to」を確認することで、
維持することができます。


しかし、「継続が大切」とはいえ、
すべてをただ続ければ良いわけではありません。


何を続けるべきか、
何を見直すべきかを意識することも重要です。


もしゴールが途中で「本当はやりたくない」
と感じられるようになった場合、
無理に続ける必要はありません。


無理に続けても、
自分の本心に反するゴールは達成感が薄く、
長続きしません。


このように、
続けるべきか否かを判断する際には
次の3つの基準をチェックすると良いでしょう。


◇本当に「want to」であるか?


◇ゴールに合致しているか?


◇現状の外に設定しているか?


上記の3つの基準をもとにゴールを見直して、
もし一つでも当てはまらない場合は、
それが自分の本当の望みではない可能性があります。


また、
他人から影響を受けて
無意識のうちに取り込んでしまった
ゴールである場合もあります。


その場合は、
迷わず見直しや中止を検討して問題ありません。


人生において、
進むか立ち止まるかはすべてあなた自身の選択です。


何かを続けるのも、
あえて止めるのも自由です。


重要なのは、
リラックスして自分の本心に問いかけ、
心から望む方向に進むことです。










 


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私たちは、日々の中で瞬間が
過去へと移り変わるのを感じています。



気がつけば、
数年前の出来事が昨日のことのように思い出され、
時の流れの速さに驚かされます。



この流れをより実感するために、
時間のスケールを広げてみましょう。



まず、
過去に遡るイメージを持ってみてください。



少しずつ時間を巻き戻しながら、
人生や歴史の積み重ねを感じてみましょう。



◇5年前


◇10年前


◇70年前


◇2000年前


◇2600年前



次に、
未来に目を向けてみましょう。



過去が今の私たちを形作っているように、
未来もまた、現在の選択や行動によって形作られていきます。



◇5年後


◇10年後


◇70年後


◇2000年後


◇2600年後



こうして過去や未来に思いを馳せると、
現在という瞬間の貴重さが浮かび上がります。



限られた時間を無意識に過ごすのではなく、
一瞬一瞬を大切にすることが、
豊かな人生の鍵です。



未来のために何を残し、
今の時間をどう活かすか、
一度立ち止まって考えてみてください。



過去から学び、
未来を思い描くことで、
今すべきことが見えてくるかもしれません。



「未来にこんな世界を残したい」と思うなら、
今どんな行動を起こせるか考えてみましょう。



すべての瞬間が積み重なり、
未来を形作ります。



限られた時間を、
あなたの理想に向けて最大限に活用しましょう。






 


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ゴール設定においては、
「現状の外」に設定ことが推奨されます。



しかし、健康に関しては少し異なります。



健康のゴールは、
他の分野の目標のように「達成して終わり」ではなく、
むしろ「継続的に維持する」ことに重点を置くべきです。



健康が損なわれたり、体調が優れなかったりすると、
日々のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。



集中力が欠けたり、意欲が湧かなかったりするため、
どんなに他のゴールに向けた意識が高くても
力を発揮できなくなります。



健康な体と心が基盤となることで、
どんなゴールに向かう場合でも、
その過程や結果において最高のパフォーマンスを
引き出すことができるのです。



身体の健康と同じくらい大切なのが
「脳と心」の健康です。



身体が元気でも、
心が疲れていたりストレスに押しつぶされていたりすると、
真の意味で健康とは言えません。



心の健康が損なわれると、
決断力が鈍り、気持ちも沈みがちになります。



これでは他のゴールに向かうための
パフォーマンスが発揮しづらくなります。



脳と心の健康を維持するために、
日常的な習慣を見直してみましょう。



例えば、睡眠時間をしっかり確保する、適度な運動を行う、
リラックスできる時間を設けるといった基本的なケアが、
心と体の回復に大きく貢献します。



健康は、いわば「最高の資産」です。



将来のゴールを達成し続けるためにも、
自分の体と心に投資し、
健康を「維持するゴール」を意識し続けましょう。








 

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